ルイス・ハミルトンが速度違反を犯し、運転免許停止(いわゆる免停)処分を受けました。
それもシーズン中にです。
果たして、レースには影響がなかったのでしょうか。
フランスでスピード違反
ことは、2007年12月のフランス
ルイス・ハミルトン(当時22歳)は、フランスでスピード違反を犯し、1か月間の免許停止になっています。
ハミルトンは2007年12月16日、同国北部の町ラン近郊にある高速道路を時速196キロで走行してしたという。
このため、警察ではハミルトンが運転していたメルセデス車を没収した上、罰金600ユーロ(約9万8000円)を科した。
警察の広報は「彼は即時に交通違反を認めとても礼儀正しかった。(ハミルトンが違反を起こしたのは)スピードを出す傾向がある外国人が定期的に使用する高速道路の一区画だった」と語り、ハミルトンが自らの弁護士に対し当時の道路状況は「とてもすいていた」と話していることを明らかにしている。
また、ハミルトンは罰金600ユーロ(約9万8000円)を科され1月にラン市の裁判所に出廷する。
なお、押収された車は17日にハミルトンの友人によって引き取られている。
いくらF1のドライバーだとはいえ、フランスの高速道路の制限速度は130km/hですから、容赦はありません。
シーズン中の合間を縫って裁判所にいかなくてはいけませんから、チームとしては何をやってんだ・・・という話です。(結局は、ハミルトンは裁判には出廷せず、弁護士が代わりに出廷しています。)
そして、ハミルトンはその後、レースに出走しています。
私たちが運転免許証と聞いて想像するのは一般道での運転免許であって、F1レースに出走する権利とは無関係のようです。
つまり、F1に出走するためのライセンスさせあれば、免停になっても問題ないということですね。
ちなみに、2007年シーズンはライコネンが優勝。惜しくも1ポイント差の2位(アロンソと同位)という結果です。