【コースレイアウト予習①】オーストラリアGP「アルバート・パーク・サーキット」の見どころ

F1の開幕戦といえば、オーストラリアGP「アルバート・パーク・サーキット」ですよね

と、言われても初心者の方は、??だったります。

開幕戦をより楽しく観るために、コースを予習して挑みましょう!!

オーストラリアGPが開催される「アルバート・パーク・サーキット」はどこにあるの?

オーストラリアの「メルボルン」にあるアルバート・パーク(公園)内にあるサーキットです

(ちなみに、オーストラリアの首都はメルボルンでもなくシドニーでもなく”キャンベラ”です)

公園内の公道と駐車場の一部を使った半公道サーキットです(完全な公道コースはモナコGPやシンガポールGPです)

そのため、一年に一度だけF1レースのためだけに使用されます

オーストラリアGPが初めて開催されたのは1985年

アルバート・パーク・サーキットが設立されたのは1996年で、F1界ではまだまだ歴史の浅いサーキットに分類されます

(ちなみに、開催する度に赤字だそうで、その額は約50億ともいわれています・・・)

コースレイアウト

出典:https://formula1-data.com/glossary/circuit/guide/albert-park-circuit

F1には、サーキットのそれぞれのポイントに名前がつけられており、そのポイントが有名だったります

例えば、スパ・フランコルシャンのオールージュです(圧巻ですよ)

逆に言えば、このポイントを抑えておくだけで、かなり上級者ということです

では、アルバート・パーク・サーキットはというと、

出典:http://virtualmotorsports.blog9.fc2.com/blog-entry-541.html

コーナー脇の観戦スタンドの名が、コーナーの愛称として用いられている。

観戦スタンドの名はレーサーにちなんだものが多い。

序盤の数コーナーは、オーストラリア出身のレーサー、後半になるとF1史に名を残す有名レーサーとなっている。

前者はほぼ固定だが、後者はイベントによって観戦スタンドの名が変更されているケースもある。

セナやプロストと言えば、F1史に名を遺す超有名なドライバーですよね

というわけで、もしオーストラリアGPの話になったときは、

1コーナーが好きとは言わずに、ジョーンズが好きというと、一気に”こやつ、できる・・・”と思われます

ちなみに、3コーナーから5コーナーは普段は駐車場のところをコースとしている箇所になります

覚えておきたいコースの特性

このコースで覚えておきたい2つの特徴を紹介します

①超絶抜きにくい(オーバーテイクしにくい)

出典:https://formula1-data.com/glossary/circuit/guide/albert-park-circuit

F1のコースにはオーバーテイクしやすいコースとしにくいコースがあります

アルバート・パーク・サーキットはその中でも屈指の抜きにくさを誇ります

1レースでオーバーテイクは1回程度(DRSを使用しても4回程度)しかありません

オーバーテイクのポイントは、1コーナーと3コーナーですが、DRSを使っても、前のドライバーがミスをしない限りは、なかなか抜くことはできません

つまり、予選の順位が決勝の順位に大きく影響します

②コースが狭いからセーフティーカーがでやすい

出典:https://formula1-data.com/glossary/circuit/guide/albert-park-circuit

半公道コースであるため、レースをするために造られたサーキットではありません

なので、ランオフエリア(コースアウトしたときのスペース)が狭く、マシン同士の接触があった際は逃げる場所がありません

コースの両サイドが大きな金網とウォールで覆われているため、少しでも運転をミスすれば壁に激突するスリリングなコースです(2001年に、飛び散ったマシンの破片に当たりマーシャルが死亡する事故が発生してからはフェンスも大きくなっています)

そのため、セーフティーカーの出動回数が非常に多く、順位変動があります

レースの見どころ

オーバーテイクが非常に難しいコース設計のため、セーフティーカーのタイミングやタイヤ交換のタイミングで順位変動がおきます

特にタイヤ交換を何回するのか、つまり、何ストップ作戦かを見ながら観ることが面白いかもしれません

各チームやドライバーの戦略がみれて面白いとおもいます

F1はオーバーテイクはもちろんですが、音速の世界で抜けない相手に対してどうアプローチするかも見どころですよ

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