F1の歴史上、最も速いラップを記録した時のオンボード映像を見たくないですか?
オンボード動画は、ドライバー目線で見れるので、テンションが上がること間違いなし!
F1最速ラップを記録したキミ・ライコネンのオンボード動画
2018年のイタリアGP「モンツァ・サーキット」の予選で、フェラーリ(SF71H)のキミ・ライコネンが打ち立てた最速ラップ記録は「1分19秒119」
平均周回速度は「263.588 km/h」
この記録は、F1の歴史上、すべてのレースの頂点に立つ記録です。もちろん、モンツァ・サーキットのコースレコードも更新です。
F1歴代2位ラップを記録したファン・パブロ・モントーヤのオンボード動画
この記録が更新されるまでは、14年前の2004年、ウィリアムズ(Williams FW36 BMW)のファン・パブロ・モントーヤが記録した「1分19秒525」でした。
平均周回速度は「262.242km/h」
奇しくも同じサーキット、同じ予選です。
しかし、モントーヤの場合は予選第1セッションでの記録で、第2セッションでのラップタイムは1位ルーベンス・バリチェッロ(Ferrari)に届かなかったため、レコードラップとしては記録されていません。
歴代1位と2位のラップ差は「0.406」、平均周回速度差は「1.346km/h」
モンツァ・サーキットの概要
モンツァ・サーキットはF1屈指の高速サーキットとして有名です。
モンツァ・サーキットが完成したのは1922年。それ以来イタリアGPをほぼ毎年開催してきた伝統的なサーキットだ。イタリアチームであるフェラーリにとってはおひざ元のレースであり、フェラーリの聖地と呼ばれることも多い。
超高速サーキットであったことから、かつては死亡事故など危険な事故が発生することも多かった。そのため、何度もコース改修を繰り返し、現在は4本のストレートをコーナーでつないだレイアウトになっている。しかし、現在もF1屈指の高速サーキットであり、各チームではこのモンツァ専用の空力パーツを持ち込むことが当たり前となっている。
長いストレートから低速コーナーへ向けての激しいブレーキングと、長いストレートへ向けた加速が繰り返されることから、ブレーキの負担も非常に大きい。時速約350キロにも到達するスピードから、順位を争うクルマが横並びになりながら激しくブレーキングする様子は、F1の醍醐味(だいごみ)の1つといえる光景だ。
また、熱狂的フェラーリファン「ティフォシ」も、モンツァを特別なものにしている。フェラーリのF1マシンと同じ赤色のキャップや服に身を包んだティフォシがモンツァのスタンドを赤く染め、サーキット全体がフェラーリへの大声援に包まれる。
引用元:スポーツナビ